【洋楽アルバム】Jack Johnson 「In Between Dreams」レビュー

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In Between Dreams

さて今回は、Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)の「In Between Dreams」をレビューします。
Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)はアメリカのシンガーソングライター。
サーファーでもあるからか、浜辺でゆったり聴きたくなるようなアコースティックサウンドと、力の抜けたボーカルが魅力のアーティストです。

Jack Johnson 「In Between Dreams」レビュー

Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)の「In Between Dreams」は2005年発売の3rdアルバム。
これぞジャック・ジョンソン!と言いたくなる素晴らしいアルバムです。
アコースティックギターと気持ちいいメロディ。いわゆるオーガニック系というべき音。
ぼーっと聴いた時の気持ちよさはこれ以上ないほど。

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では全曲レビューします。

1.Better Together

1曲目から名盤確定のアコースティック・オーガニックサウンド。
右手で弦を叩きつけるようなブラッシング混じりのコード弾きはジャック・ジョンソンの18番ですね。
ゆったり心地よいメロディが素晴らしい。
言葉は多めでしゃべり言葉のようですが、不思議な快適さというか、心が休まる音ですね。

2.Never Know

持ち前のメロディはそのままに、ややマイナー調のコード感に、ドラムとベースのリズム隊が強めに出てくるロック寄りな1曲。
ジャック・ジョンソンのボーカルはラップ調ですね。
サビになるとキレイなコーラスとオシャレ系のコード感がグッときます。

3.Banana Pancakes

歌メロをなぞるアコースティックギターの単音リフが楽しいポップソング。
タイトルからも想像できる、明るくしあわせな気分になれる1曲。
この曲のように歌メロとユニゾンするギターフレーズはジャック・ジャンソンの得意技。
ユニゾンのフレーズは、ややもすると浅はかな感じはなりますが、この曲は非常にレベルの高いポップスに仕上がっているのがさすがです。

4.Good People

ギターのカッティングとチョーキング混じりのフレーズから始まるポップナンバー。
ラップ調で言葉を詰め込んだボーカルに、演奏は嬉しくなるほどのナチュラルな脱力系。でも聴き手が楽しくなる音なんですよね。
サビのメロディが途中から1オクターブ上がる部分でこちらのテンションも一気に上がります。

5.No Other Day

しっとりとアコースティックギターの響きを大切にした、ちょっと長めのイントロから始まるバラード。
ジャック・ジョンソンのボーカルは囁くように優しい。その声で聴いているだけで心の毒が抜けていくようなメロディを歌うのですから、グッとこないわけがありません。

6.Sitting, Waiting, Wishing

マイナー調なジャック・ジョンソン流のアコースティック・ロックナンバーといったところですかね。
当時よくこの曲のPVを観ていたので、今聴いても当時の空気を思い出せます。
他の曲のように、優しくマッタリ聴く感じとは一線を画しています。
マイナー調ながらもインパクトのあるメロディは、率直に言ってグッドソングです。

7.Staple It Together

ギターのカッティングとベースのフレーズが心地よい、ファンクナンバー。
ボーカルは完全にラップに近いですが、コーラスが絡みついてポップさを失いません。
「Sitting, Waiting, Wishing」に続いてジャック・ジョンソンの音楽の幅広さを感じる1曲です。

8.Situations

こもったラジオから流れるようなエフェクトのボーカルが心地よいポップソング。
リズム隊はごく控えめで、ギターのストロークとアルペジオだけの良メロナンバー。
ボーカルのエフェクトとは裏腹にギターは鮮明に聴こえるのも印象的。
こんなにいい曲を1分20秒足らずであっという間に終わらせるのもニクいですね。

9.Crying Shame

レゲエ・ダブ調のナンバー。
イントロにはグロッケンの音もあり、ギターのカッティングにはワウを効かせたりと賑やかな印象の1曲。
時折叩くリバーブの効いたドラムなど、細部の音にまでこだわりを感じる曲ですね。
サビはファンク調の演奏に乗せた切ないメロディ。こういうメロディにもジャック・ジョンソンの声がマッチしますね。

10.If I Could

スライドを多用し、フィンガーノイズが心地よいアコースティックギターをベースに、語りかけるように静かなボーカルが気持ち良い。
ピアニカの音がノスタルジーを感じさせますね…。
子供の頃見た夕焼けを思い出すような優しい1曲。

11.Breakdown

ギターのストロークとアルペジオが非常に可愛らしい1曲。使用しているのはウクレレですかね?
とにかく音のチャーミングさが際立つ楽しいナンバーです。
しかしサビはその可愛らしさに頼らず、メロディだけで勝負できるメロディです。
ジャック・ジョンソンの持ち味であるオーガニック・サウンドを全面に押し出した名曲。

12.Belle

ボサノヴァ風のフィンガーピッキングのギター演奏に、ピアニカが重なる癒しのナンバー。
ボーカルは語るように優しいメロディ。1分40秒であっという間に終了。

13.Do You Remember

歌メロとユニゾンするギターのフレーズが非常に心地よい弾き語りナンバー。
もうこのフレーズが全てですね。ジャック・ジョンソンの優しい声と重なるアコースティックギター。
至福のひとときとまで思えるほどの響き。
ラストの「Do You Remember〜」で終わる部分も非常にクール。

14.Constellations

ハンマリング、プリング混じりのアルペジオから始まる静かなポップソング。
ラストも程よく気の抜けたメロディが気持ちよいです。
低い音程のメロディなのに、なぜかグッとくるのは彼の声とマッチするからですね。
あとはメロディメイカーとしてのセンスの賜物なのでしょう。
ゆったりした気分のままアルバムは終了。

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レビュー総括と感想

言うまでもなく名盤です。
ジャック・ジョンソンは完全に自分のスタイルを持ったアーティストですね。
このアルバムは、そんなジャック・ジョンソンの世界を存分に味わうことができます。
この幸せな空気は、やはりハワイの風なのでしょうか?

アコースティックギターはフィンガーノイズも生々しく聴こえ、そこに乗っかる優しいボーカルもリアルそのもの。
こういったオーガニックな音が広まったのはこの人の功績がかなり大きいと思います。
じっくり聴くというよりは、お気に入りのソファにでも座って、リラックスした時間とともに聴きたいアルバムです。
Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)の「In Between Dreams」おすすめです。

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