【洋楽アルバム】James Taylor 「Sweet Baby James」レビュー

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Sweet Baby James

さて今回は、James Taylor(ジェームス・テイラー)の「Sweet Baby James」をレビューします。
James Taylor(ジェームス・テイラー)はアメリカのシンガーソングライター。
知らない人はいないレベルの素晴らしいアーティストです。
ジャンル的にはフォーク、カントリーといったところでしょう。
非常に優れたメロディが持ち味ですね。

James Taylor(ジェームス・テイラー)「Sweet Baby James」レビュー

James Taylor(ジェームス・テイラー)の「Sweet Baby James」は1970年発売の2ndアルバムです。
この上ないメロディのアコースティックアルバム。
聴いていて暖かい気持ちになり、ほっこりできる超名盤です。

では全曲レビューします。

1.Sweet Baby James

オープニングナンバーは3拍子のアコースティックギターの弾き語りをベースにした極上メロディの1曲。
SE的に聴こえてくるスライドギターもグッド。
このアルバムを象徴する極上メロディは聴いた瞬間にジェームス・テイラーの世界に引き込まれます。

2.Lo And Behold

静かでしっとりしたバラードソング。
基本的にはアコースティックギターのみのトラックですが、サビではちょっと怪しげなコード感に多重コーラスがマッチしていますね。
ただ単にいいメロディというだけではない、ややクセのある1曲です。

3.Sunny Skies

ハネた感じのギターストロークが軽快なポップソング。コード感はちょっとオシャレなイメージです。
動きのあるベースのフレーズもメロディアスな曲を引き立てます。
ボーカルも楽しげなメロディで、非常に聴きやすい1曲。このあたりは完全にジェームス・テイラー節ですね。

4.Steamroller

シンプルなロックンロールナンバー。
メロディアスなナンバーだけでなく、こういうカッコいい系の曲も入ることでアルバムの厚みが出ていますね。
前半はギター弾き語りですが、中盤からはホーン隊が入り、本格的に賑やかなロックンロールに。
ギターソロも非常に味があってシブいですね!ラストのブレイクもゾクっとします。

5.Country Road

その名のとおりのカントリーソング。
アコースティックギターのリフから始まり、本編はアコースティックバンドサウンド。
ドラム、ピアノ、ギターの響き全てに味があります。
ギターのアルペジオ混じりのリフが特にシブいですね。
ジェームスの歌も低めの音ながらもメロディがしっかりしており、非常に心地よく聴ける1曲。

6.Oh, Susannah

アコースティックギターのアルペジオが重なるイントロから、歌が入ると不思議なリズムに。
しかしながらやっぱりメロディは極上。
2番に入るとハネた軽快な演奏に。
なんだか温かいシチューでも食べたくなるような優しい弾き語り曲。

7.Fire And Rain

アルバムの中でもかなりしっとり系なアコースティックナンバー。
あまり明確な盛り上がりはなく、淡々と続く良質なメロディが印象的な曲。
しかしラストはドラムもパワフルに、アコギのコードも掻き鳴らす音でテンションを上げてきます。
そのままフェードアウトであっさり終わるのもグッド。

8.Blossom

ピアノとアコースティックギターのアルペジオの絡みが美しいナンバー。
そこにさらに絡みつくように動くベースのフレーズも非常に気持ちいいですね。
そのトラックに乗せるジェームス・テイラーのボーカルもとにかく気持ちいい。
ややもすると単調になりがちですが、サビのコーラスワークなどで変化をつけて飽きずに楽しめます。

9.Anywhere Like Heaven

スライドギターのイントロから始まるカントリー・バラード。
この曲の主役はスライドギターと言ってもいいほどの存在感。
フワフワゆったりしたこのアルバムの雰囲気を象徴する1曲。
間奏の高速アルペジオにブルースハープもシブい。静かで暖いメロディながらもバンドサウンドのかっこよさも詰まったナンバーですね。

10.Oh Baby, Don’t You Loose Your Lip On Me

とにかくシブいブルース。
アコースティックギターと歌のみで奏でる、ひたすらに男臭い音。
左右から聴こえるアコースティックギターは速弾きも絡めつつ、シブさを失わないカッコよさ。たった2分足らずの曲ですが、一気に引き込まれる1曲。

11.Suite For 20G

ラストは王道ポップナンバー。
メロディ、コーラス、バンドの演奏、全てがアルバムを締めくくるにふさわしい出来。
その中でもやはりメロディとコーラスワークの秀逸さはただ事ではなく、この心地よさは他では味わえません。
後半はホーン隊を全面に押し出したパーティーチューンに。
元気一杯のジェームスのボーカルを楽しみつつ、アルバムは終了。

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レビュー総括と感想

このアルバムは、基本的にはアコースティックアルバムなのですが、演奏が非常に凝っている印象です。
通常のフォークアルバムだと、ギターの演奏はコード弾きがメインで単調になりがちてすが、このアルバムはアルペジオやリフなど、かなり色々な演奏パターンが楽しめます。

でも1番特筆すべきなのは言うまでもなく歌メロディですね。
このアルバムが受け入れられないと感じる人を探すのは非常に難しいでしょうね。それくらい誰もが感動するであろうメロディばかり詰まったアルバムです。

派手さはありませんが、じっくり聴けば聴くほど素晴らしさが滲み出てくる名盤。
迷うことなく名盤と言い切れる1枚です。
James Taylor(ジェームス・テイラー)の「Sweet Baby James」おすすめです。

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