【邦楽アルバム】斉藤和義 「Because」レビュー

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Because

さて今回は斉藤和義の「Because」をレビューします。
斉藤和義のアルバムレビューは他にもいくつか書いていますが、やはりメロディセンスと歌詞の素晴らしさが真っ先に飛び込んできます。
ロックもバラードも書けるアーティストですが、歌詞とメロディの良さは一貫してブレません。
長いこと活動を続けられるだけの支持を集めているのも頷けますね。

斉藤和義 「Because」レビュー

斉藤和義 の「Because」は1997年発売の6thアルバムです。
この記事を書いているのが2017年なので、実に20年前の作品なのですね。
大名曲「歌うたいのバラッド」を筆頭に、今聞いても古さを感じない楽曲たちが収録されています。


では全曲レビューします。

1.ジユウ ニ ナリタイ

ラップ調のロックナンバー。
歌というよりは完全に語り。「自由になりたい」という言葉と、その対になる言葉が延々続きます。
「生きていく事など死ぬまでの暇つぶし」等はさすがの歌詞です。

2.煮えきらない男

オーソドックスなロックナンバー。
終始聴こえる16分音符の音が何だか気になる。(ギターのブラッシングの音ですかね?)
メロディはポップですが、ギターソロのフレーズなどはロック魂を感じさせる1曲。

3.月影

アコースティックギターとブルースハープがよく合うポップナンバー。
ノスタルジーを感じる綺麗なメロディと斉藤和義の優しい声が良いです。
なんだか優しい気持ちになれる1曲。
ラストのコーラスワークも素晴らしい。

4.Hey! Mr.Angryman

ギターのカッティングが軽快なポップソング。イントロの「トゥットゥルッ〜」のコーラスも軽快で楽しげな雰囲気を後押し。
歌メロもポップで非常に聴きやすい。
「自慢する時の声と 自信のない時の声は同じ」など、ハッとする歌詞も聴きどころ。

5.歌うたいのバラッド

言わずと知れた名曲。
これを名曲と言わずに何と言う?
90年代トップクラスのラブソングです。
アコギのストロークに重なるスライドギター、優しいメロディ、泣けるほど染み込む歌詞。
ごく控えめに言って完璧な曲です。

6.男と女

ファンク調のクリーントーンカッティング。メロディは優しく、女性側に立った歌詞。
基本的には淡々と歌が続きますが、「抱きしめてもっと強く強く」の部分ではピアノのリフが入り、盛り上がりを見せます。

7.蝉

アコースティックロックナンバー。
ラップ調の言葉を詰め込んだボーカル。「幸福な朝食 退屈な夕食」系統の曲です。

8.PAPARAPA

古き良きロックンロールな1曲。
メロディも歌詞もとにかくロックンロール。
これは「いいから黙って聴け!」レベルの1曲。

9.決断の日

三拍子のアコースティックナンバー。メロディが秀逸。
演奏やコード感はオーソドックスで明るめですが、歌詞が切ない。
2:30ほどであっという間に終わってしまいますが、もうちょっと聴いていたくなる良曲。

10.さよなら

ホーン隊がオシャレで壮大なナンバー。
チークダンスを踊りたくなるような、ゆったりと高貴でムーディーな展開とメロディ。
お別れの曲ですが、斉藤和義の声も優しく、暗さを感じさせない大人な1曲。

11.I’m FREE

やや歪んだシンセのイントロにスピード感のあるドラムから始まるロックナンバー。
メロディはちょっとジャズっぽさも加わって、オシャレでカッコいいナンバー。
演奏も結構やりたい放題な感じです。
全編英語の歌詞で、1曲目と対になっているイメージですね。

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レビュー総括と感想

やはり「歌うたいのバラッド」が名曲すぎて目立ちますが、その他の曲も粒ぞろいで、非常に斉藤和義らしい、安心して聴けるアルバムです。
「月影」〜「Hey! Mr.Angryman」〜「歌うたいのバラッド」の流れはかなりグッときますね。メロディメイカー
としてのセンスが突出しています。
あとは10曲目の「さよなら」もポイントですね。
ややもすれば単調になりがちなロックやポップソングの中で、ひときわ輝きを放つ曲です。
どれも20年経った今聴いても古くない曲たちで、さすがの一言。
斉藤和義の「Because」おすすめです。

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