【洋楽アルバム】Muse 「Origin Of Symmetry」レビュー

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Origin of Symmetry

さて今回はMuse(ミューズ)の「Origin Of Symmetry」をレビューします。
Muse(ミューズ)はイギリスの3ピースロックバンドです。
マシュー・ベラミーの変態的なギターに、繊細なファルセットボイスや力強いボーカルも見せる、世界的でもトップクラスのロックバンドです。

Muse「Origin Of Symmetry」レビュー

Muse(ミューズ)の「Origin Of Symmetry」は2001年発売の2ndアルバムです。
相変わらずディープな世界観です。
シンフォニックでドラマチックな楽曲を基調に、ギターロック的なアレンジも印象的です。
前作「Showbiz」に比べてかなり聴きやすいメロディの曲が増えた印象ですね。

では全曲レビューします。

1.New Born

ピアノと高音フレットのベースのイントロに繊細なマシュー・ベラミーの声。それからファズ全開のギターが入り、ミューズ流ギターロックへ。
ミューズらしいドラマチックさはありつつも、やり過ぎずに聴きやすいメロディ。
勢いもあり、1曲目にふさわしい曲です。

2.Bliss

流れるようなピアノ/シンセのイントロがスペーシー。
そこに歪んだベースも加わり、バンドサウンドへ。
相変わらず暗めでクセのあるコード感ですが、サビは少し明るく、歌メロディにはポップさも垣間見える。

3.Space Dementia

ピアノの速いアルペジオにベースとドラムが加わる、ダークでシンフォニックな1曲。シンフォニックメタルをギターロック寄りにしたと言う感じですかね。
マシュー・ベラミーのボーカルも相変わらずファルセット混じりで曲の雰囲気にバッチリフィットします。

4.Hyper Music

Muse(ミューズ)流のギターロック!
イントロから何から全てカッコいい。ジミヘンっぽいリフながらも相変わらずのドラマチックさ。
個人的にはこのアルバムのリードトラックです。
マシュー・ベラミーのボーカルは珍しく地声が多く、ハイトーン部分のがなり混じりの声がひたすらにカッコいい。
次世代ロックですね。

5.Plug In Baby

4曲目の「Hyper Music」に続いてギターものです。
このリフも悔しいほどのカッコよさですね。
また、この曲もサビのメロディの聴きやすさは特筆ものです。
これがMuse(ミューズ)の初期の代表曲ですかね。人気があるのも納得の完成度の高さ。

6.Citizen Erased

ヘヴィロックバンドがやりそうなフィードバック混じりのギターリフ。
マシュー・ベラミーのギターはかなり深く歪ませているのにヌケるんですよね。カッコいい音です。
曲はお得意のファルセットボイスを駆使し、サビは美しいメロディ。イントロの激しさとは裏腹にクリーントーンのパートもあり、強弱がしっかりついたメリハリのある曲です。

7,Micro Cuts

リズムが複雑なリフから始まる、教会が似合いそうな1曲。
マシュー・ベラミーのファルセットが炸裂しまくり、と言うかほぼ全編ファルセットのみのボーカルです。
オルガンの音なんかも教会感を後押しします。
なぜか終盤だけヘヴィロック調のリフになり、いきなり曲は終了。

8.Screenager

不協和音ぽいコード感のイントロ。
サビはスペーシーなシンセの音も入りつつ、あくまでも美しくしっとりと。珍しく騒音はなく終始落ち着いた1曲です。

9.Dark Shines

古いロックにジャズを混ぜたようなイントロ。
サビになるとお得意の歪んだギターにハイトーンボイス。がなり声がロックしてる。
ロック的なカッコよさを出す中にもMuse(ミューズ)らしい壮大さを入れてくるのがニクい。

10.Feeling Good

カバー曲。いろんな人がカバーしている有名曲ですが、ちゃんとMuse(ミューズ)の世界観になっているのがすごい。
これはカッコいい…。

11.Futurism

歪んだベースの捻くれたポップなイントロ。それに付き合うかのようにギターも捻くれフレーズ。
しかしサビはキャッチーで聴きやすいメロディ。自分たちの個性を出しつつもキャッチーさを失わないのってかなり大変だと思うのですが、しっかりその辺りを押さえてくるのはさすがです。

12.Megalomania

不思議なアコースティックナンバー。
サビにはオルガンがガッツリ入って、いつもの壮大なMuseワールドへ。
その余韻のままアルバムは終了。

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レビュー総括と感想

1stから持ち合わせているMuse(ミューズ)らしさはそのままに、さらにキャッチーさも加えて聴きやすくなった印象です。
さらに今作ではギターリフが非常に秀逸で印象的な曲が多いです。
特に4曲目の「Hyper Music」から5曲目の「Plug In Baby」の流れはギター好きにはたまりません!
この2曲のギターリフは本当に「ヤラれた!」という感じです。
ギターのリフ一発で全部黙らせるのって相当カッコよくないとできないんですが、2曲連続でそれをやってきますからね…。
また、マシュー・ベラミーのファルセットボイスは「どこまで高い音出すんだ?」と思ってしまうほどで、ゴリゴリのMuse(ミューズ)ワールドに浸りたい人も楽しめると思います。
Museの「Origin Of Symmetry」おすすめです。

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