【洋楽アルバム】Nine Inch Nails「Pretty Hate Machine」レビュー

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プリティ・ヘイト・マシーン
さて今回は、Nine Inch Nails(ナイン・インチ・ネイルズ)の「Pretty Hate Machine」をレビューします。
ナイン・インチ・ネイルズはトレント・レズナー率いるインダストリアル・ロックバンドです。
トレント・レズナーの力強いボーカルに、打ち込み電子音とディストーションギターを加えた暗く激しいロックは独特の世界観。

Nine Inch Nails「Pretty Hate Machine」レビュー

Nine Inch Nails(ナイン・インチ・ネイルズ)の「Pretty Hate Machine」は1989年発売の1stアルバムです。
ファーストからトレント・レズナー節全開です。
ニューウェイブ調のエレクトロ音と激しいギター。暗く陰鬱な曲ですが、圧倒的なかっこよさです。

では全曲レビューします。

1.Head Like a Hole

いきなりトレント・レズナー節全開の、打ち込み音とディストーションギターの融合。
サビのトレントの力強いボーカルは聴いているこっちが興奮MAX!
文句なしのアルバムのリードトラックでしょう。他の曲に比べて、暗さが抑えられて聴きやすいのも1曲目にふさわしいですね。

2.Terrible Lie

リズムはゆっくりめでテクノ感溢れるトラック。
そこにギターのリフとトレントのがなり声が乗っかって、一気にインダストリアルの世界へ。
よく聴くとかなりいろんな音が入っており、かなり入り込める1曲。

3.Down In It

強烈なドラムのキックとスネアが印象的。トレント・レズナーのボーカルはヒップホップ調。
サビはシンセの音など加えてすこし賑やかに。
ラストの叫びに近いトレントのボーカルがカッコよい。

4.Sanctified

ベースのスラップ音をメインに組み立てられるダークなナンバー。
演奏自体は重さはありませんが、コード感と病んだように絞り出すボーカルがダークな側面を強調。

5.Something I Can Never Have

暗くも美しいピアノイントロから始まるバラードナンバー。
バックで鳴るシンセベースや、ところどころに散りばめられるノイズが不安を煽る、張りつめた緊張感がたまらない1曲。

6.Kinda I Want To

デジタル・ロック。
左右から真ん中からいろんな音が飛び出てくるトラックがすごく、ヘッドホンでじっくり聴きたい。
重ねるトレント・レズナーのボーカルはメロディはあまりないものの、その声の存在感はトラックのインパクトに埋もれず主張しますり
エレクトロニカとも違う、まさにインダストリアル。

7.Sin

シンセのフレーズがスピード感を誘う、高揚感をくすぐるナンバー。アゲアゲではなく、あくまでダークなメロディ。
そのメロディとトラックのスピード感の対比が面白い。

8.That’s What I Get

静かめのトラックに、メロディをしっかり乗せたボーカルがメインの曲。
ゴリゴリの激しさは抑え気味の1曲です。
感情のこもった「That’s What I Get〜」が聴きどころ。

9.The Only Time

スローなテンポの、すこしオシャレさを感じる1曲。
このアルバムの中ではかなり聴きやすい部類に入りますね。
トラックもメロディもポップさがあり、トレント・レズナーのボーカルも若干可愛らしさがある曲。

10.Ringfinger

四つ打ちにお得意のダークな空気を加えたトラック。
間奏のディストーションギターのコードストロークが入る部分はかなり熱くなります。
ラストはスクラッチなんかも入り、インダストリアル・カオス状態でかなりトリップできます。

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レビュー総括と感想

ニューウェーブ的な打ち込みと、メタル調の歪んだギターの融合。今のヘヴィロックの走りと言えるアルバムですね。
全般的に暗く、底へ底へと進んでいく、病んだような音楽です。
次から次へと暗く、重い音楽が流れるので、通しで聴くのはツライかもしれません。しかしながら完全に入り込みたい時にはバッチリハマります。
やはりデジタルトラックのカッコよさにロック感あふれるディストーションギター、トレント・レズナーの太いボーカルの組み合わせは引き込まれる魅力に溢れていますね。
Nine Inch Nails(ナイン・インチ・ネイルズ)の「Pretty Hate Machine」おすすめです。

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