【洋楽アルバム】Death Cab for Cutie 「Something About Airplanes」レビュー

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SOMETHING ABOUT AIRPLANES

さて今回は、Death Cab for Cutie(デスキャブフォーキューティー)の「Something About Airplanes」をレビューします。
Death Cab for Cutie(デスキャブフォーキューティー)はアメリカのロックバンドです。
すでに20年近いキャリアを持つ、哀愁漂うメロディに緊張感のある演奏が得意なバンドです。

Death Cab for Cutie 「Something About Airplanes」レビュー

Death Cab for Cutie(デスキャブフォーキューティー)の「Something About Airplanes」は1998年発売の1stアルバムです。
このアルバム以降の作品に比べ、やはり1stらしい荒削り感がありますね。

では全曲レビューします。

1.Bend To Squares

ギターとストリングスのイントロがいきなり切ない1曲目。
暗いんだけど重たくはない。最後のサビのボーカルのメロディで一気に泣かされます。やはりこのメロディセンスは秀逸と言うほかありません。

2.President Of What?

シンセの音が特徴的なポップソング。
コード、メロディともにマイナー調。
キラーチューンではなく、私の中ではあまり評価の高くない曲です。

3.Champagne From A Paper Cup

ダークなスローナンバー。ギターのトレモロが緊張感を高めます。
メロディも暗め、変拍子も交えたクセのある1曲。

4.Your Bruise

絡みあうギターのアルペジオが美しい。
この曲も基本的には暗めではありますが、サビの歌メロは瞬間的に明るくなり、希望の一筋が見える感覚に。
やはりメロディが非常によいので、ただの陰鬱な曲にはならないのが素晴らしい。

5.Pictures In An Exhibition

優しいメロディのギターポップ。
明るめのコードカッティングが楽しい秀作。このアルバムの中では珍しい、誰もが楽しめるタイプの曲です。

6.Sleep Spent

ゆったりテンポの3拍子ナンバー。
メロディはLast Days Of Aprilのような切なさ全開。
アコギのキラキラしたストロークもメロディの切なさを引き立てます。
感想の左右に振られたエレキギターのアルペジオも心地よい。

7.The Face That Launched 1000 Shits

トレモロ的なギターリフに乗っかるフィードバック音が不穏な1曲。
全ての楽器が入ってくると、ポップさが顔を出します。
ボーカルはエモーションを出さずに淡々としたメロディ。

8.Amputations

泣きメロ全開の3拍子。
サビのベン・ギバードのファルセット混じりの高音ボイスが涙を誘います。
スピーチを使ったり、間奏には鉄琴を入れたりと、ただのバンドの音だけでなくいろいろと楽しめる1曲です。
非常に良曲。

9.Fake Frowns

コードジャカジャカで始まるギターロック。これも3拍子ですね。
詰め込んだようなボーカルと、コード弾きの後にくる、ギターリフとアルペジオがカッコいい。
さらに間奏では5拍子混じりの演奏になり、かなり凝ったポストロック的な展開へ。メロディはエモっぽさもあり、いろいろ詰め込みつつもしっかりロックとしてまとまった1曲。

10.Line Of Best Fit

リバースディレイのようなギターフィードバックから始まるラストナンバー。
本編はゆったりとしたテンポに、もの悲しいメロディと、ギターのアルペジオが繰り返される。
ボーカルを全面には押し出さず、シューゲイザー的なアレンジですね。
ラストもリバースディレイフィードバックでノイジーに終了。

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レビュー総括と感想

先にも書きましたが、デビューアルバムとあって、かなり荒削りな印象です。
音もローファイな宅録といった感じです。
しかしながら、持ち味である悲しげで涙を誘うメロディはすでに健在。
次回作が楽しみになることは間違いのない1枚です。全体的に暗めのアルバムで、通しで聴くのが辛いかもしれませんが、ハマる人はハマる、中毒性のあるアルバムですね。
以上、Death Cab for Cutie(デスキャブフォーキューティー)の「Something About Airplanes」のレビューでした。

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