【邦楽アルバム】Judy And Mary 「WARP」レビュー

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WARP

さて今回はJudy And Maryの「WARP」をレビューします。
私のジュディマリ好きはすでに述べているとおりですが、その中でもやはり最高に好きなアルバムとそうでもないアルバムに分かれるのが正直なところです。
今回レビューする「WARP」については個人的には結構複雑な想いのあるアルバムですね。

Judy And Mary 「WARP」レビュー

Judy And Mary の「WARP」は2001年発売の6thアルバムです。
このアルバムを出した後にジュディマリは解散したので、最後のスタジオアルバムです。
これまでやってきたポップ路線も踏襲しつつ、エレクトロな要素など、新しい試みも見受けられるアルバムです。

では全曲レビューします。

1.Rainbow Devils Land

ロック感溢れるギターのリフから始まりますが、トラックはエレクトロ調。
やや歪んだボーカルとマッチします。
サビは四つ打ちにシンセの演奏で、さらにエレクトロ調が強くなります。
歌メロはポップ。YUKIの声も活かされていますが、これまでにはない曲ですね。
男気溢れるロックなギターソロとエレクトロなトラックとの対比も面白い。

2.WARP

50秒ほどのインスト。
1曲目の余韻をそのまま続けたような曲です。

3.Brand New Wave Upper Ground

活動休止後の復帰シングル。
シングルコイルのキレキレのギターカッティングにYUKIの元気いっぱいのボーカルが重なる、ジュディマリお得意のポップソング。
「ジュディマリが帰ってきた!!」と素直に嬉しくなるナンバーですね。

4.カメレオンルミィ

かなりひねくれたポップソング。
序盤はYUKIの可愛らしいボーカルと絡むポップな演奏が楽しげですが、サビはいきなり速いテンポでのパンクっぽくなってメロディもかなりぶっ飛んでます。最後のキメに入るホーンがかっこよく、この曲のポイントですね。

5.PEACE

ピアノのシンプルなバラード。
YUKIとTAKUYAのボーカルの兼ね合いが聴きどころですね。
ポップ感炸裂といったものではなく、大人なしっとりメロディ。

6.LOLLIPOP

疾走感あるバンドサウンドのポップナンバー。
ギターのカッティングと歌メロと一緒に歌うようなアルペジオが気持ちいい。
このあたりはTAKUYA 節爆発ですね!

7.あたしをみつけて

五十嵐公太作曲のゆったりナンバー。
ポカリスエットのCMでYUKIがこの曲のサビ部分をアカペラで歌っていたのが印象的ですね。
壮大なメロディを活かした演奏です。

8.motto

ハチャメチャなリフから始まるスピード感溢れるポップパンクロックナンバー。
YUKIのチャーミングなボーカルとパンク調の演奏が楽しく、聴きやすいナンバーです。

9.ラッキープール

夏を感じさせる爽やかなポップソング。
少しもの悲しさも漂うメロディがすばらしい。
シングル曲らしくクオリティの高い1曲。

10.Sugar cane train

ジュディマリらしい、楽しげながらも切なさを感じさせるポップナンバー。
ギターにはフェイザーをかけたり、シンセの音などでただのポップではない雰囲気を出しているのはさすがです。
YUKIの丁寧なファルセットが非常にすばらしく、この曲の聴きどころと言えるでしょう。

11.ガールフレンド

こちらはストレートなバンドサウンド。
YUKIのボーカルは伸びやかで爽快。
珍しくあまり捻くれ感もなく、ポップで聴きやすいナンバー。

12.ひとつだけ-ver.WARP-

これもシングル曲にふさわしい突き抜けたメロディ。
サビの歌メロディと絡み合うギターのチョーキングはTAKUYAしか弾けないフレーズで、ニヤリとさせられます。
終盤のギターソロもかっこいい。

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レビュー総括と感想

7曲目の「あたしをみつけて」以外は全てTAKUYAが作曲した曲です。
新しい試みの曲と、これまでの経験を活かした曲とがバランスよく収録され、非常によくまとまったすばらしいアルバムではありますが、発売とほぼ同じ時期に解散したこともあり、これまでのアルバムほどの一体感はない印象です。
(ラストアルバムということで勝手にこっちが構えてしまっているのかもしれませんが…)
とはいえ、シングル曲も多数あり、非常に聴きやすく、楽しめるアルバムです。
以上Judy And Mary の「WARP」レビューでした!

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