【邦楽アルバム】Judy And Mary「The Power Source」レビュー
さて今回はJudy And Mary(ジュディアンドマリー)の「The Power Source」をレビューします。
他のアルバムレビューにも書きましたが、Judy And Maryは私の青春です。
私の中で世界一のギタリストはTAKUYAです。他の演奏も素晴らしいのですが、ギターの存在が凄すぎてついついギターばかり聴いてしまいます…。
Judy And Mary「The Power Source」レビュー
Judy And Mary(ジュディアンドマリー)の「The Power Source」は1997年発売の4thアルバムです。
このアルバムもTAKUYAのセンスあふれるポップギターが炸裂しまくりです。
もちろんYUKIのチャーミングなボーカルなども健在で、ヒット曲も数多く含まれた、バランスのいいアルバムですね。
では全曲レビューします。
1.BIRTHDAY SONG
前作同様ギターリフのロックナンバーからスタート。ベースの動きのあるフレーズもかっこいい。
サビではYUKIの高音ボーカルが伸びやかで、ジュディマリワールドに引き込まれます。
2.ラブリーベイベー
ガレージロック調のナンバー。
イントロからTAKUYA節全開のギター!
少しエフェクトのかかったYUKI のチャーミングなボーカルもグッド。
「ベリベリプリティグッドフェイスラブボウ〜イ〜」の部分のギターが堪りません!
3.そばかす
大ヒットナンバー。
歌メロはさすがのポップ感。しかし演奏はただ事ではありません。よくこれが売れたな〜!という演奏です。
ギターはコード弾きがほぼなく、ずっと歌と寄り添ったフレーズを弾いています。まさに「ギターが歌っている」状態です!
この曲をこれだけポップに仕上げてかつヒットしたのは本当に凄い!
4.KISSの温度
ふわふわのポップソング。
なぜだかわかりませんが、お風呂で聴きたい、泡のような曲。
5.Happy?
ひねくれロックナンバー。
楽器隊のロックな演奏に乗っかるYUKIのボーカルが可愛い。
サビの歌詞も楽しげでグッド。
6.Pinky loves him
スローテンポのジャジーな演奏。
ジュディマリ特有の元気さはあまりなく、大人な1曲。
7.くじら12号
こちらもヒットシングル。
やはりギターが暴れてますね!
この頃のTAKUYAは本当に神がかっています。
こんなギター弾ける人が他にいますか?いや、いない!いないよ!
ギターのことばかり書きますが、もちろん他の演奏も素晴らしい。
メロディもよく、売れるのも納得。
8.クラシック
これはジュディマリ新境地の曲。
これまでのどポップ感はなく、コード感もオシャレで新しい。
このアルバムではかなり好きな曲です。
このPVのTAKUYAのギターは確か自身のシグネイチャーモデルをバラしてもう一度くっつけたんですよね。
私はTAKUYAモデルのギターを所有していたので、初めて観たときは「新しいの出たのか?」と思ったものです。
9.風に吹かれて
ポップさ溢れるギターのリフから始まるしっとりとした1曲。
これもギターが歌っていますね〜。
「夢中になりたいから 人を好きになるから」などの歌詞も心に沁みます…。YUKIのボーカルも素晴らしい。
自信がないとこのタイトルはつけられないですよね…。名曲。
10.The Great Escape
ラストはノリノリパンクナンバー。
ジュディマリらしいチャーミングなボーカルにパンクな演奏が楽しい。
特に最後のYUKIのシャウトは最高にかっこいい。
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レビュー総括と感想
10曲とややコンパクトなアルバムながらも、ポップさだけでない面が見えるアルバムです。
やはりYUKIのボーカルと絡み合うギターのフレーズが凄すぎる。
この頃のTAKUYAはギター弾けば歌うようなフレーズがいくらでも出てくる感覚だったんでしょうね…。
有名シングルもあり、非常に聴きやすいアルバムです。
Judy And Mary(ジュディアンドマリー)の「The Power Source」、おすすめです。