【邦楽アルバム】宇多田ヒカル「Fantôme」レビュー

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Fantôme

さて今回は宇多田ヒカルの「Fantôme」をレビューします。
宇多田ヒカルは国民的アーティストと言っていいでしょう。
確かな歌唱力に、作曲のセンスも素晴らしいアーティストです。

宇多田ヒカル「Fantôme」レビュー

宇多田ヒカルの「Fantôme」は2016年発売の6thアルバムです。
エレクトロあり、バラードあり、カオスなダークナンバーありと、かなり多彩な楽曲が楽しめるアルバムです。

では全曲レビューします。

1.道

サントリー天然水のCMソング。
4つ打ちのエレクトロ調ナンバー。サビのメロディの上がり具合が非常によい。
コーラスの声の重なりや、ドラムとシンセのフレーズなど、センスの塊ですね。
これは宇多田ヒカルにしか作れない曲です!かっこよすぎ!

2.俺の彼女

男目線と女目線の歌詞。
曲調はややダークだけどオシャレ。最後の英語歌詞部分はカオスで心がざわつきます。

3.花束を君に

綺麗なピアノバラード。
感情豊かな宇多田ヒカルのボーカルが存分に楽しめる曲。
この人はマニアックな曲も、誰もが楽しめる曲も書けるんですよね。
この曲はもちろん後者です。

4.二時間だけのバカンス

甘いギターのクリーントーンと低音ボーカルから始まる、椎名林檎との豪華共演ナンバー。
派手さはない曲ですが、2人の存在感は十分楽しめます。
個人的には「ほら車飛ばして〜」のメロディがかなり好き。

5.人魚

ハープのアルペジオとボーカルが絡む曲。かなりシンプルで、ゆったりと聴きたい。
終盤はドラムが歪んだ音になりますが、あくまで透明感は失わないまま。

6ともだち

これはお得意のR&B調ラブソング。
サビの詰め込んだ歌詞とコーラス、R&B風の演奏の中でミスマッチっぽいサックス?の演奏がいい感じ。
これもセンスを感じる1曲です。

7.真夏の通り雨

ピアノバラード。
綺麗だけど影を感じるメロディ。
歌詞もメロディもひたすら悲しい。

8.荒野の狼

ボーカルの吐息とベースのイントロ。
管楽器も入って明るいのか暗いのかよくわからない展開ですが、サビはやはり聴きやすいメロディに。
「好きだ それだけで引き留めちゃ ダメだよね」など、歌詞も聴きどころ。

9.忘却

KOHHとフィーチャリングした曲。
とにかくダーク。KOHHはラップ、宇多田ヒカルのパートもメロディはほぼなし。ダメな人はひたすらダメでしょうが、中毒性をもった曲です。
じっくり目を閉じて聴きたい1曲。

9.人生最高の日

ここで明るいポップソング。
このアルバムは歌詞も前向きではないものが多いですが、この曲は違います。
「一寸先が闇なら 二寸先は明るい未来」など、元気になる歌詞とメロディ。
間奏の声を楽器のように使うパートもグッド。

10.桜流し

ピアノバラード。
サビのメロディはさながら洋楽ですね。
歌唱力のレベルの高さを感じます。
ドラムが入ってからのメロディと歌詞が胸をうちます。ヤバい。どっぷり引き込まれたままアルバムは終了。

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レビュー総括と感想

さすが宇多田ヒカルというアルバムですね。
個人的には1曲目の「道」がかなりお気に入り。メロディセンスや歌唱力も去ることながら、曲のアレンジもかなり緻密でゾクゾクします。
国民的アーティストでありながらもコアな音楽ファンにも支持されているのは宇多田ヒカルの圧倒的才能という他ありません。
聴き流しでも、じっくり腰を据えて聴いても楽しめるアルバムです。

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