【洋楽アルバム】Joni Mitchell 「Blue」レビュー
今回はJoni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)の「Blue」をレビューします。
今さら言うまでもないフォークの名盤中の名盤で、私も大好きなアルバムです。いつ聞いてもアコギやピアノと歌のハーモ二ーに癒されます…。
Joni Mitchell「Blue」レビュー
Joni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)の「Blue」は1971年発売の4thアルバムです。
40年以上前に発表されたアルバムとは思えません。全く古臭さがないんですよね。若い人が初めて聞いたとしても、「あー古い曲ですねー」という感想は出ないと思います。
まさに時代を超える名盤ですね。では早速レビューしたいと思います。
1.All I Want
アコースティックギターのイントロからジョニのボーカルが入る瞬間に空気が変わります。
ボーカルはファルセットを交えた心地いいメロディ。このアルバム全編に言えますが、ボーカルは力強さと繊細さが同居しているんですよね…。
2.My Old Man
ピアノから始まるバラードです。これも美しいメロディですが、音階が忙しそうなのに違和感を感じないんです。
1音1音が行ったり来たりなのに、ピアノのアルペジオと重なり、聞いてみると心地いい。最初に聞いたときは「なんなんだこの曲は!?」と思いましたね。
3.Little Green
これはギターとの絡み合いです。ボーカルばかり聴いてしまいがちですが、ギターも曲の心地よさにかなり貢献しているんです。オープンチューニングの開放弦の響きがいいですね。
4.Carey
ギターのカッティングから始まるポップナンバーです。これはコーラスも加わる楽しげなナンバーですね。
あとはリズム感というか、歌い回しが独特なのもこの人の特徴ですね。
5.Blue
タイトル曲は王道ピアノバラードです。曲を通して儚げなメロディ。「I Love You〜」のファルセットは必聴です!
6.California
これはカラッとしたアコースティックナンバー。私はこのアルバムではこの曲が1番好きです。
これも何度かあるサビの「California〜」の入り方がそれぞれ微妙に違うんです。そのあたりも聴きどころです
7.This Flight Tonight
ギターのスライドが気持ちいですね。サビのコードストロークに乗せたメロディは開放感にあふれています。
8.River
イントロはジングルベルですが、悲しげなナンバーです。ピアノバラードですが、メロディの節が多く、聴きごたえのある1曲です。特にサビのロングトーンは素晴らしいの一言。
9.A Case Of You
「Oh,CANADA〜」から、その後のサビの流れは…泣けます。なんですかね、この表現力。
10.The Last Time I Saw Richard
あまり明るさを感じないピアノナンバー。他の曲に比べてやや淡々としたイメージでアルバムは締めくくられます。
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レビュー総括と感想
このアルバムは死ぬまでに必ず聴いとけ!レベルの1枚です。これを聴いてなにも感じない人はいないと思います…。
Joni Mitchellの「Blue」、問答無用でおすすめです!