【洋楽アルバム】Radiohead 「OK Computer」レビュー
さて、今回は私の1番好きなバンドであるRadiohead(レディオヘッド)の大名盤、「OK Computer(OKコンピューター)」をレビューしたいと思います!
私のRadioheadへの想いはハンパではありません。この人たちと同じ時代に生きられて本当に嬉しいです。
1番好きなバンドは?と聞かれたら迷わずRadioheadを挙げ、1番好きなアルバムは?と聞かれたらこの「OK Computer」を挙げますね。
Radiohead(レディオヘッド) 「OK Computer」レビュー
このアルバムは1997年発売の、Radioheadの3rdアルバムです。よく、90年代ロックを決定づけた1枚!などと言われていますが、まさにその通りだと思います。
1曲目の「Airbag」はのっけから強烈に耳に残るリフで始まります。メロディアスで浮遊感がありながらもブレイクビーツ風のドラム、ベースがタイトなリズムを出しています。
続いて2曲目「Paranoid Android 」これはもう言葉では言えない凄さです。最初に聞いたときは「なんかよくわかんないけど、これはただ事じゃない!」という感じでした…。
オシャレ風だけど不気味なイントロ、繰り返されるリフと変拍子、歪んだギターからのソロ、その後のオペラ調の展開…。それらが全て違和感なく繋がっているんですよね。
インタビューではビートルズの「Happiness is a Warm Gun」からヒントを得たといったことを言っていましたが、いろんな曲から影響を受けていることが 多彩なバリエーションに繋がるんですかね。
3曲目はフェンダーローズとスペーシーなギターが美しい「Subterranean Homesick Alien」、4曲目のディカプリオ出演の映画「ロミオ+ジュリエット」のエンディング曲「Exit Music (For A Film)」と続き、ギターのアルペジオとトムヨークのボーカルが美しく、これまた浮遊感漂うメロディの5曲目「Let Down」。さらに6曲目はライブの合唱曲「Karma Police」と怒涛の展開の中盤です。
ナレーションのみの7曲目「Fitter Happier 」に続いては「不協和音パンク」とでも言うべきな8曲目「Electioneering」、9曲目のやや歪んだボーカルが不安感を煽る「Climbing Up The Walls」と続き、10曲目は突然メロディが綺麗すぎる名曲「No Surprises」。
(トムヨークが丸いガラスを被って、そこに水が増えていくPVも必見!)
そのまま終盤11曲目に突入し、ギターのナットの上を弾いたイントロから始まるピンクフロイド調の「Lucky」、クリーントーンのギターとトムのボーカルがキャッチーな12曲目「The Tourist」でアルバムは終了です。
まさに捨て曲なしの名盤中の名盤です!
好き嫌いはあるかもしれませんが、きっとなにか感じることのできるアルバムでおすすめです!